2020年01月27日

人生はセカンドチャンスに溢れてる

Posted by 竹内亜矢子

観たかったテレビ番組をうっかり見逃してしまった。
後悔の念に駆られていたら、なんと再放送があると友人が教えてくれた。

「人生はセカンドチャンスに溢れてるわ!」

これはその時に友人が放った言葉でした。
テレビ番組を見逃したくらいで大袈裟かもしれないが、この言葉がずっと頭に残っています。
本人は面白おかしく言っただけだったと思う。

人生はセカンドチャンスに溢れてる。

納得がいく。
これを言い放った彼女自身こそ、セカンドチャンスを逃さなかった人だからだ。

彼女の仕事はある分野の専門職。スキルも実績も文句なし。その業界では名の知れた人物。
そして私と同じ自営業だ。

数年前、ご主人の海外赴任に伴い、一年間ほど家族で日本を離れることにした彼女。
それが総合的にベストな選択だと判断したのだろう。
仕事も順調だったし、今のポジションから一旦離れてしまう事への不安たるや、察するに余り有る。
何故ならば、私たち自営業者ってものは、一度その席から離れると秒速で他の人材に席を奪われる。
直前までその席に座っていた功労者の記憶は世の中から次第に薄れていく。これが私たち自営業の世界です。

失って得る。得て失う。どの世界でも新陳代謝があってこそ物事は前進していく。誰も悪くない。

しかしまぁ、これまでの居場所を失うのはやっぱりショックなもんだ。
海外での新しい生活と今までのキャリア。得るものと失うもの。
いままでの彼女の居場所には、やはりフレッシュな人材が引っ越して来てきたようだ。これが新陳代謝。

ところがどっこい、彼女には新しい座席と経験がちゃんと用意されていた。

彼女は聡明で堅実、人を心服させるほどコミュニケーション能力が突出している。
人を不快にさせない語彙力の持ち主。
そんな彼女の特性が最大限に発揮され、一年間の海外生活の中で彼女は多くの経験を得たようだ。

また、彼女はその国の生活スタイルや文化を吸収し、それをブログで発信していた。
どれも興味深い内容の記事ばかり。

そんな彼女を人は放って置くわけがない。
海外在住の彼女に日本企業から仕事のオファーは舞い込んできた。
日本企業の海外支社での仕事や、一時帰国してショットの仕事。
子育てをしながら新たな仕事スタイルを確立していった。
海外生活を選んだ事で得られたキャリア。

一年後に帰国し、彼女は華麗に現場復帰している。
以前の座席ではなくなったけれど、そこを手放した事で寧ろキャリアアップしたんじゃなかろうか。本人はどう思っているのかはわからないけど。

得るものと失うもの。この経験を紡ぎながら確実に良いキャリアを積んでいる。
彼女は彼女なりのセカンドチャンスを掴んでいる。

これまでの実績、人柄、対応力、切り替えの早さ、適応力、誠実で謙虚。
これを持っている人の人生は絶対に崩れない。彼女を見ていて思います。


で、かく言う私はどうなんだ。
のん気に友人の話を綴っている場合ではないのだけれど。


振付、演出、TVやラジオ、書く仕事、ご縁があってBoAさんの音楽プロデュース。
私は色々な景色を見させて貰って来た。
時を経て、現在はスタジオ経営と運動指導の仕事をしている。

エンタメ時代のような収入は無いが、今とても幸せだ。それと同じ分だけ先行きは不安だ。
そうやって「幸せ」と「不安」二つの感情を紡ぎながら楽しく暮らしていると思う。


人生はセカンドチャンスに溢れてる。

彼女が冗談交じりに言い放ったこの言葉は、私にとっての励みだ。



2月でLIMは4周年目を迎えます。
華々しいオープニングセレモニーをやったわけでもなく、模索と勢い、つまり何が何だかわからない状況でスタートしたので、セレモニーなんて以ての外、オープン日ってものすら決めていなかった。
なので、最初に知人の体験トレーニングをした日を「オープン日」と設定することにしました。それが2017年2月21日。

よくもまぁ続いたもんだ。
牛歩ではあるけれど、少しずつスタジオの存在を知ってくださる方が増え、働いてくれるトレーナーも私を入れて4人になった。本当に感謝だ。
もちろんいつだって経営は悪戦苦闘。小商いなんてそんなもん。

途中、食品事業にも手を出して芳しくない結果で幕を閉じたこともある。
周囲の人を巻き込んで迷惑をかけてしまった。
戦犯の私が言うのもどうかと思うが、その失敗で多くのことを学べた。そこで得た知識と経験は確実に自分自身の肥やしになっている。だからそれでも尚サポートしてくれている仲間には感謝しかない。

4周年目を迎えても、まだまだ模索の日々です。
ずっと身を置いていたエンタメ界から離れて、一から新しいことを始めたわけだから時間はかかるに決まってる。
成功には程遠い現状ではあるが、今までと同じ環境に胡座をかき、無理やり自分の居場所を見いだそうとするよりも、新しい試練と景色を見られている現在の方がよっぽと生きている実感が湧いている。
40代になってもいくつになってもセカンドチャンスは溢れてる。そう思いたい。


このブログを綴っている途中、今から10年前にプロデュースしたBoAさんの「I SEE ME」という曲を思い出した。

スクリーンショット 2020-01-27 10.33.31.png

・成長と共に得るものと失うもの
・そこに伴う感慨深さやセンチメンタルな想い

当時、これをテーマに楽曲を作りたかった。
楽曲提供と作詞をSTY氏に依頼し、こちらが望む楽曲の方向性、歌詞の内容と構成、アレンジのイメージを資料にまとめ、何度かやり取りをさせていただき、それをSTY氏はとんでもない絶品に仕上げてくれた。

手前味噌ですが、実にいい曲だ。







人生はセカンドチャンスに溢れてる。


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posted by LIM at 10:28| 日々の出来事

2020年01月15日

ドロップド・ショルダー・スリーブには気をつけろ!

Posted by 竹内亜矢子

私がファッションの話をするのは100年早いかと存じますが、数年ぶりにコートを買いました。
冬物は何かと値が張るので新春セールを見逃したくない。

・ベージュのコートを買う。
・礼服用の靴とバッグを新調する。

年が明けたらこの3アイテムを買う!
と目的が明確だったため、洋服の買い物が得意ではない私でもストレスなく買い物ができました。

さて、コートの話。
選んだベージュのコートはVネックのノーカラータイプで、「ドロップド・ショルダー・スリーブ」のゆったりとしたシルエットのもの。

IMG_4006.jpg

「袖付けが肩の位置より低い袖」をドロップド・ショルダー・スリーブと呼ぶそうです。(先日ネットで調べました)
とても着やすくて気に入っています。


買ってからは同じようなシルエットのコートを着ている人に目がいきます。
そして気づきます。

この手のタイプって、猫背にみえるんだ!!!!!


袖付けの位置が肩関節よりもかなり下で、「三角筋」の真ん中あたりから切り返しているせいか、
極度に肩が落ち、尚且つ内側に巻かれているように見えてしまう。そして全体的にゆったりしているのでさらに、後ろ姿がコロッと丸く見える。
つまり、猫背シルエットの特徴詰め合わせセットだ。

ただ立っているだけで姿勢が悪く見えるというトラップが仕掛けられていたなんて。
そんなの聞いてない!

後ろ姿を写真撮影して確認しましたが、私も例外ではありませんでした。
姿勢と後ろ姿に拘る私にとっては見過ごせないところではあるので、このコートを着る時は、いつも以上に姿勢を気にかけるようになりました。
せっかく気に入って買ったコートなのだから、ちゃんとキレイに着たい。


さて、このタイプのコートで姿勢良く見せるコツは、専門的な言葉を用いると、肩甲骨の「内転」と「下方回旋」のさりげない意識だと思います。
やり過ぎない絶妙な位置があるんですが、これ、背中の筋肉を使えるようになると感覚がわかります。

scapula.JPG


これを意識するだけで、だいぶシルエットが変わります。それには背中の筋トレとストレッチは必要不可欠。
しなやかで質の良い筋肉を作るには「筋トレとストレッチ」はセットで考えることをお勧めします。



普段の服よりもより一層意識しないといけない服。
でもいいじゃない、そのぶん筋肉も意識できるし。と思っています。

意識すれば筋力強化できる「機能性の高い」コートかもしれません。


IMG_3845.jpg




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posted by LIM at 08:55| 日々の出来事

2020年01月06日

後ろ側をあきらめるな!

Posted by 竹内亜矢子

新年明けましておめでとうございます。
2020年のLIMは1月4日からスタートしました。

さて、新年早々なんですが、年齢を重ねると身体のラインに変化を覚えることが多々ありますよね。
主な原因は筋肉の衰えにありますが、年と共にこの問題と対峙する場面が増えます。
いま私の周辺BBAたちが騒いでいるのは、主に顔の輪郭がボンヤリしてきたとか、下っ腹が弛んできたとか。そこらへんのパーツがトップランキングに躍り出ているようです。
しかし、自分自身では自覚しづらいかもしれませんが、一番わかりやすく「衰え」が身体に現れるのは、実は「後ろ姿」です。

後ろ側の筋肉が使えなくなる(=衰える)と、身体は自ずと前傾姿勢になります。つまり猫背状態になりやすい。
そうなると、肩甲骨が広がって背中が丸いフォルムになります。これが「年を重ねた感」を演出してしまうわけです。


少し話は逸れますが、正月休みに私が読んだ本の中に、81歳の美容家、川邉サチコさんのエッセイがありました。今も現役の美容家として活躍されていらっしゃる女性。
不勉強なもので、私、川邉サチコさんついては今まで存じ上げておりませんでした。
ある時、どこかのサイトで 川邉サチコさんの記事が取り上げられていたことがきっかけで彼女を知りました。


IMG_3349.jpg

白髪と皺を味方につけるカッコ良さたるや。
素敵!これに尽きます。
そして、どの写真を拝見しても佇まいが美しい。
とにかく姿勢がいいのです。やはり日頃から水泳やウォーキングなどで運動を取り入れていらっしゃるそうです。
「美しさは歩く姿勢から」と本に書かれていましたが、本当にその通りだと思いました。

いつまでも若々しい身体のラインを保つために必要なのは「姿勢への意識」だと思います。
良い姿勢は、若々しいビジュアルをもたらしてくれる有難きエフェクトです。
また、良い姿勢はビジュアルの良さだけではなく、腰痛予防や体幹の強化にも大きく貢献してくれます。

とはいえ、これは私のような中高年世代にだけに言える話ではありません。
洋服を素敵に着こなす、美しい所作、かっこいい所作、これらは全て姿勢が関与します。

私が提案している良い姿勢を作るコツは、肩甲骨を意識することです。つまり背中・肩関節まわりの筋肉。
多くの人が長時間のデスクワークやスマホ操作のために肩が前に入り、前述のように肩甲骨まわりが広がっています。

また少し話が逸れますが、
私はコリオグラファー(振付家)としてアーティストのミュージックビデオや、女優やタレントさんのCMの仕事に携わってきました。
振付家=壮大なダンス作品。というイメージが強いと思いますが、私の場合は「所作」つまりムーブメントの指導を行うことも多かったです。

例えばアーティストが「寄り(バストアップ)」で歌うシーン。
ちょっとした手の動き、角度、そして姿勢。これらをモニターを見ながらコーチングすることが多くありました。
また、CMでは、商品を持ちながらポーズをとる女優さんやタレントさんの佇まいをアドバイスしたり。
監督さんがイメージしている「理想の所作や佇まい」を具現化していく作業です。
これらの程んどが「姿勢の修正」でした。
ちょっとしたコツをコーチングして姿勢を意識してもらうだけで驚くほど、美しくなったり格好良くなったのを覚えています。
パーソナルトレーナーとして活動するようになってからも、私が姿勢の良さに拘るのは前職での経験があるからだと思います。


基。
良い姿勢を保つためには、後ろ側の筋肉、つまり背中・肩関節まわりの筋肉が非常に重要な役割を果たします。
もっと言えばお尻も。とにかく後ろ。
これらの筋肉を意識的に使うようにすることで後ろ側は鍛えられ、良い姿勢を保つための一助となってくれます。

人生100年時代。いつまでも健康で過ごせるように、いまから少しずつ姿勢の見直しを行っていきたいものです。
蔑ろにされがちな「後ろ側」を再確認しなくては。


2020年もたくさんのお客様をアシストできますように。
私のトレーニングを受けてくださる皆さんそれぞれの目標や目的の一助になれるよう、自身の価値観だけで物事を決めつけず、相手の状況を理解する。
その上で「こうした方がベターだと思いますがいかがですか?」と提案できるトレーニングセッションを心掛けて行きたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


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posted by LIM at 08:44| 日々の出来事